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能代風力発電所 PHOTOGRAPHY
2001/9/15撮影
Vestas社製風車見学に続き、能代市浅内に建設されたEnercon社製風車を見学(見物?)した。
本発電所はグリーン電力風車1号機である銚子屏風ヶ浦風力発電所(TACKE1500kW×1基)に続く
貴重なグリーン電力2号機であり、12月の稼動を目指して現在調整中のようである。
設備規模は…Enercon社(ドイツ)600kW×24基 総発電規模14,400kW
建設場所は…東北電力能代火力発電所から男鹿半島よりの海岸線


晴れてれば風車の向こうに世界自然遺産「白神山地」が望めるところなんだけど…またしても(T_T)
左手は防砂林を挟んで、直ぐに海岸線(日本海)



Enerconの特徴なんでしょうか?ナセル形状がたまご型してるんですね。
空力的には抵抗がなさそうで良いのかもしれませんが…



タワーと別置きされたキュービクル。タワー内部に納まりきれないんでしょうか?


24基から発生した電力がここの変電所に集結され、特高27万kVに昇圧後
能代火力送電線に系統連系されるようだ。尚、9月初旬に開催された東北電力の
系統連系説明会資料によれば、本送電線への系統連系は今後不可となるようだ。



先日のVestasに続き、ここでも荷物の搬入作業を見る事が出来た。
こうして見れば、どっちが前か後か判りづらいですね。(これは後)



海岸線を右に見てのアングル。
右奥に男鹿半島が見えるはずなんだけど…(目を凝らしても見えません)

未舗装の周辺道路と途中から降出した雨が良い具合に絡みあい、さっきまで綺麗だった俺の車が
帰り際には真っ黒に…雨上がりが恐ろしい。



ちょうど火力発電所と風力発電所の間にある宇宙科学研究所「能代ロケット実験場」
つい先日、背水の陣で打上げに望み見事成功を成遂げたH2Aの搭載エンジンもここで調整されたようだ。


残念な事にEnercon社製風車は、日本人の注文が煩い為か?他市場への対応が忙しい為か?
日本での新規取引が数年間凍結と言われている。世界シェアも多いメーカーだけに残念なところである。
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