市民風車秋田2,3号機建設開始 (11/30) | ||
秋田県内での市民風車2号機、3号機となる風力発電施設の建設がいよいよ始まりました。場所は秋田市の北側にある秋田火力発電所の近く、秋田マリーナ周辺に1基、向浜工業団地の屎尿処理場と終末処理場の間に1基の計画です。写真撮影時は風車本体の基礎、及び隣接する変電所の基礎工事が進められていました。風車本体の設置は2月頃になるようです。出資についての詳細は市民風車の会あきたへお問い合わせ下さい。 |
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市民風車2基設置へ (3/22) | ||
天王町に設置している市民風車「天風丸」を管理している「ウィネット秋田」(本社秋田市、大谷明社長)は、新年度中に市民風車2基を秋田市の向浜と秋田マリーナそばの県有地に建設する計画を明らかにした。2基とも来年3月の本格運転を予定している。 建設する風車はいずれも、最大出力1500kWのドイツ製。高さ63.7mでプロペラの長さは38.5m。プロペラは天風丸よりも3.5m長い。年間発電量は天風丸よりも2割増しの毎時360万kWを見込んでいる。設備費の1/2が補助される経済産業省の地域新エネルギー事業者支援を活用し、運営は1基毎に中間法人を設立して行う。出資者の募集は着工時の9月ごろを予定している。 大谷社長は「建設予定地は国内屈指の風況地帯だ。全国の人に自分たちの活動を知ってもらえるような場所にしたい」と話している。 同社は多くの県民に風車に触れてもらい、環境教育などにも活用してもらおうと、秋田市内での風車の建設を計画。風速調査などを実施した結果、風況がいい工場地帯で配電設備も整った秋田港周辺を候補地に決定。東北電力が15年5月に行った2000kW未満の風力発電の募集に参加し、申し込んだ3ヶ所のうち2ヶ所が当選した。現在は、土地の利用方法について県と調整している。 市民風車は、自然エネルギーの普及に取組んでいるNPO法人「北海道グリーンファンド」が中心となって設置。市民の出資で環境に優しい風力発電設備を建設し、拡大することを目指している。天風丸をはじめとして北海道の浜頓別町と石狩市、青森県鯵ヶ沢町など全国で5基が稼動している。秋田市のほかにも青森県大間町、茨城県波崎町、千葉県海上町での建設を計画している。 平成15年3月に稼動した天風丸は、県民など約400人が1億1千万円を出資した。昨年度の発電量は270万Kw。本年度は目標の300万Kwを突破した。電気は東北電力に売却、出資者には配当している。 (3/22秋田魁新報より転載) いよいよ始動しはじめるんですね。大谷様、スタッフの皆さんおめでとうございます。 向浜案件の設置場所は、以前から風力関連各社が狙っていた場所なんで、本件が建設に至るとなると今後海沿いに増殖する可能性がありますね。真っ先に動き始めるのはM社9基建設の案件でしょうか?地元住民に喜ばれる風車であれば歓迎するんですが。 |
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新型マグナス風車公開 (3/17) | ||
メカロ秋田開発の発電機、新型マグナス風車公開、来春の実用化目指す 天王町の精密機器製造会社メカロ秋田(村上信博社長)が開発した風力発電機「新型マグナス風車」の実証実験機が17日、大潟村干拓博物館の西側隣接地で報道陣に公開された。同社はデータ収集に取り組み、来春までの実用化を目指す。
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