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千葉県海上郡飯岡町は、屏風ヶ浦、刑部岬、九十九里浜等風光明媚な景勝地を抱える町であるが、この九十九里浜を望む飯岡横根の大地にグリーン電力基金の事業化としては第一号の風力発電設備が本年6月より運転を開始している。 |

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仕 様 |
機種 |
VESTAS V52 |
タワー高 |
65m |
翼直径 |
52m |
単機出力 |
850kw |
総出力 |
4,250kw(5基×850kw) |
カットイン |
4m/s |
カットアウト |
25m/s |
事業者 |
M&Dグリ−ンエネルギ− |
特徴 |
グリーン電力基金での事業化第一号
各タワー下部には左のペイントが誇らしげにペイントされている。 |
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VESTAS V52
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訪問時1号機が停止中であったが、他は波崎、銚子と同様元気にブン廻ってました。
写真は停止中の1号機からパセリ畑越しに銚子方面を望む。
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タワー内に入る扉には、数段の階段が設けられますが、他社の風車より高い位置に扉がついてるような気がするのは私だけでしょうか。
扉の内部には、保護装置と伝送盤くらいしかないと思ったんですが、高くしなきゃならない理由があるんでしょうかね。 |
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5基から架空送電された電力はこの変電所で昇圧され、東京電力へ連系される。
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サイト見学後に時間潰しに立寄った刑部岬
ここの展望台からは飯岡風力発電所と銚子ちゃんの双方が確認出来ます。

屏風ヶ浦と刑部岬
飯岡台地が断崖となって太平洋に落ち込む屏風ヶ浦は、高さ60m、現在地には飯岡灯台がたち、刑部岬と呼ばれている。灯台周辺は公園に指定されており、水平線と九十九里浜がおりなす眺望は、昼夜を問わず絶景であり人気が高い。
ここ刑部岬から銚子市名洗にかけて、高さ40〜50mの絶壁が屏風のように約10kmにわたり続いており、屏風ヶ浦は俗に”東洋のドーバー”と呼ばれています。
太平洋の荒波が直接打ち寄せるため、その侵食により形成されたもので、700年余りの間に約6km近く陸地が後退したといわれています。
平安時代末期には、この地に源義経の四天王の一人「片岡常春」が佐貫城をかまえていたが、その城址は激しい浸食による海岸線の後退でいまでは海中に没してしまい、昔の姿はありません。わずかに地名でサヌキとして残っております。
文豪山本有三の小説「波」に出てくる「ビョウブのように突っ立った岩」とは主人公が飯岡出身で飯岡の海を紹介しているところです。飯岡町
※刑部岬灯台にある観光案内板より |
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