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国道7号バイパス風力発電設備  〜秋田県秋田市新屋
2003/1/9,10撮
現在秋田市に入る国道7号線のバイパス工事が完成間近であるが、今回新設された橋の融雪とトンネルの照明用補助電源として風力発電機が1基建設されている。機種は旧秋田空港で稼動中のものと同じNEG-miconの750kW機で、1月6日より請負会社の明電舎により本体建設工事が進められている。私の会社から車で5分のロケにある事から、早速作業服・防寒着に身を包み、現場に馴染み易い装いで覘いてみる事にした。これポイント…

ナセルには誇らしげに省庁名がペイントされてます。(企業広告じゃあるまいし…)
市町村名や県名だったらまだしも、私にはその意図が全く理解出来ません。


2003/1/10撮影

そんな事はさておき…
先端にチップブレーキが付いた純白のブレードが横たわっています。
流線形の羽は航空機の主翼を想像させますね。 カッ カッコイイ〜


2003/1/9撮影

タワーの脇に鎮座するのは、これから3枚のブレードが取り付けられナセルと接続されるハブ
ハブとブレードの接続には相当数のボルトが必要らしく、ハブ側に無数の受穴が確認できます。


2003/1/9撮影

風車の真下は現在建設中の国道7号バイパスに新設されたトンネル
発生電力はここの照明とこの先にある運河を渡る橋の融雪に消費されます。


2003/1/9撮影

国道7号線を本荘方面から秋田市に向かってくると、このようなアングルで
風車とご対面する事になります。脇見運転で事故が起きなきゃ良いんですが…


2003/1/9撮影

秋田市内から本荘方面に向かうと旧秋田空港跡地で稼動中のmicon400kW×2基、750kW×8基が見えてきます。
尚、当たり前のように開通前のバイパスに車ごと乗り入れてますが、多分一般車両進入禁止と思われます。(笑)


2003/1/9撮影

開通前のバイパスに乗るには、それなりの装いで平日の昼休みの時間帯が狙い目かも…
更に首からデジカメを提げ、脇に丸めた図面でも抱えてれば完璧!?(決して勧めてる訳じゃありません)


2003/1/9撮影

年明けから続いた暖気のお陰か、僅か数日で風車の形になりました。
数十トンもの機材を寸分の狂いもなく組上げる職人技に感服です。
昨日の撮影時に横たわっていたハブとブレードも空に上がり凛々しく見えます。


2003/1/10撮影