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秋田県岩城町風力発電所 撮影2002/7/21 更新2002/12/22
岩城町とNEDOとの共同研究事業として推進されていた、風力発電施設建設がいよいよ姿を現した。
建設場所は、秋田市からR7号を20分程南下したところにある道の駅「岩城」の施設内で、発生電力は同施設の補助電源として利用されるらしい。発電機はラガウェイ社製(オランダ)750kW機1基(詳細スペックは資料入手次第追記予定)。特徴的なのは、能代風力発電所で稼動中のエネルコンに次ぐ、県内2例目となる「同期発電機」を搭載し、その独特なナセル形状は一つのチャームポイントと言えるのでは…。またタワーの東側に50m程度の近距離で併設された避雷針用のタワーは、他のサイトではあまり見掛けないものであり、雷に対してどの程度効果があるものなのか非常に興味ありである。無いよりはあった方が当然良いには決まっているが、風速のロスがちょっと心配ではある…


施設脇に設置された啓発表示盤
発生電力は道の駅岩城やオートキャンプ場、複合交流施設等の町の施設で消費されるようです。オートキャンプ場(バンガロー数棟)は日本海を見下ろす絶好のロケーションにあり、風車に併設されている事から風車ファンにはお勧めの宿です。道の駅の温泉に浸かった後は、風切り音をBGMにゆっくり休める事でしょう。(笑)




道の駅「岩城」のうりの一つである「島式漁港公園」

手前側は昨年広場の照明用として設置したゼファーのハイブリットタワー

特徴的なナセル形状を持つ発電部


密閉性が高い作りのようです。ナセル後方に見えるのは換気用ベンチレーター?


確かこの機種のカタログには、ナセル下部に展望台付きのものが掲載されてたような…

50m程の距離を隔てて併設された避雷針用タワー
撮影当日は微風ではあったが、息子が心配する程タワー上部がぐらんぐらん揺れてました。
本末転倒とならぬようしっかり増締めしてあげて下さい。


基礎打ちの際、フリーBBSで話題となった避雷針用タワー基礎部

数十メートル先には日本海が迫る絶好のロケーション。

他メーカー同様船舶にでも使われてそうなタワー入り口ドア

元気に廻ってる姿を早く見て見たいですね。
現在調整中の岩城町風力発電所(仮)でした。

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