TOP / windpower / 風車写真集 / 酒田VESTAS写真集

山形県酒田港風力発電所
2003/8/2撮
日本初となる洋上風力発電所の建設工事が、山形県酒田市の北港周辺で進められている。本工事は、サミットウインドパワー酒田(住友商事子会社)が事業計画し、川崎重工が受注したものであり、2004年1月完工の計画である。風車の組立ては8月末までに終了させるとの事で、取材時は残り4基の組立てが急ピッチで進められていた。今回採用された風車は、VESTAS(デンマーク)社製の2,000kW機で、今のところ日本国内最大出力の機種であり、酒田港の北港西護岸水路上に5基、宮海海岸の陸上に3基の計8基、総出力16,000kWが建設される。(年間総発電電力量4,000万kWh(設備利用率約28.5%) 総事業費約30億円)
秋田市からR7を南下する事約2時間、酒田市街に入る手前の宮海交差点を右折すると数分でサイトに到着する。付近には酒田共同火力発電所や宮海海岸があるが、海水浴や釣りのスポットらしく、取材当日も大勢の家族連れで賑わっていた。あいにくの曇り空ではあったが、タワーの組立て現場に遭遇出来た事から良しとしよう…

宮海海水浴場脇に建設が終わっている6〜8号機(手前より)
天気が良ければ鳥海山を背景に良い写真が撮れたのに…



酒田北港の水路上に建設された5号機
鯛や鯵、キス等の魚を釣ったと手前の子供から自慢されてしまった。(笑)



2月のTACKEのエレクションに続き、今回はVESTASのタワー組立てに遭遇


3本目のタワーが間もなく連結されます。
当日は風がなかった事からスムーズに作業が進んだようです。


あの重量物を一発で所定位置に収める職人技に今回も感服です。


クレーン下部には出番を待つナセルと奥にハブが見えます。

フレームの表示がない方はこちら