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銚子屏風ヶ浦風力発電所
PHOTOGRAPHY
2001/12/8撮(02/10/14写真追加)
事業目的
銚子屏風ヶ浦風力発電所は、「グリーン電力証書システム」の第1号案件として運営されるものであり、ここで発電される電気は全量東京電力に売電され、この風車によって創り出される環境付加価値は日本自然エネルギー株式会社と本システムに基づく契約を締結したソニー株式会社へ全量充当されます。
事業会社
銚子屏風ヶ浦風力開発株式会社(千葉市銚子市小浜町2663番地3)
出資構成:日本風力開発 日本自然エネルギー 酉島製作所 岡田土建
         他地元企業
事業規模及び概算事業費
定格出力1500kW 年間供給予定電力量330万kWh 約3億円
商業運転開始 2001年9月1日

設備仕様
メーカー:Tacke (ドイツ)
モデル: 1.5s (1500kW)
ローター直径/ハブ高さ: 70.5m / 65m

※銚子屏風ヶ浦風力開発株式会社パンフレットより抜粋
10カ月ぶりの再会となった銚子ちゃん。今回は元気に廻ってる姿を披露してくれました。天気も快晴で三連休の初日を飾る絶好の風車見学日和でした。直ぐ近くでキャベツ(?)の植込み作業中のおじさんに「農作物への風車の影響」を尋ねてみたところ、「風車が建ってから焼却所に集まるカラスが農作物を荒らさなくなった」との事で、発電以外に思わぬ効果があったようです。(2002/10/12撮影)

ナセル他に企業名や対航空法のペイントもなく、真っ白いその姿は白鳥のようです



気密性が保たれたナセル本体
潮風の影響を考えれば、気密性が高ければ
高い方が良いんでしょうね。その分夏場は
冷却装置に負担が掛かりそうですが…

下部直径3.9mの65mタワー
右に見学者の為の立看板があり、グリーン電力について書かれてました。



別置きされる受変電設備
左の盤で電力を受け、真ん中の
昇圧トランスで昇圧後、右の盤を
経由して奥の電柱へ送電する
系統のようです。尚、柱上の区分
開閉器の装置側及び電力側共に
送電線が埋設されており、周辺に
電柱の影は見当たりません。
初期投資はかかりますが、景観を
考えれば好ましいですね。
欲を言えば設備全体をプレハブで
囲いたいところですが…


今度来た時には少しくらい廻ってくれよな。(2001/12/8)

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