TOP / windpower / 風車写真集 / 天王Repower写真集

秋田市民風車「天風丸」〜秋田天王町
04/1/16NHK取材模様  03/7/19お披露目会   03/5/31クリーンアップ 2003/2/11撮影
前夜の刈和野大綱引きの疲れを引き摺りながら、全国で2例目の市民風車の撮影に出掛けてきた。

住民の出資で運営する「市民風車」が7日、男鹿半島に近い秋田県天王町に完成、事業主体の特定非営利活動法人(NPO法人)北海道グリーンファンド(HGF、杉山さかえ理事長)が地元からの出資受け付けを始めた。市民風車は北海道浜頓別町、青森県鯵ケ沢町に続き国内3例目。3月上旬に営業運転を始める。
 民有地を借りて建設された風車は、支柱の高さ65メートル、羽根の直径70メートル。年間発電量は約1000世帯分の300万キロワット時を見込み、東北電力に販売する予定。総事業費約3億8000万円のうち、2億円は住民からの出資、1億8000万円は国の外郭団体(NEDO)からの補助で賄う。
 北海道グリーンファンドとしては2001年9月に浜頓別町で稼働させた国内初の市民風車に続く2号機。「次の世代に良い環境を残したいという取り組みを理解してほしい」と呼び掛けており、全国からの出資も今月下旬から受け付ける。(河北新報社2003年2月7日記事からの抜粋)

風力発電設備仕様は以下の通り。
メーカー  REpower(独) リパワー社は、Jacobs Energie GmbH社をはじめとした3社が合併して 2001年4月に設立されたドイツ有数の風力発電機メーカで、風力発電 システムの開発、製造、販売、風力事業の証券化コンサルティング事業、 技術ライセンス事業を行っている。現在主力の1500kW機「MD70」は、可変速制御による世界最高 水準の発電効率を誇り、これまで欧州を中心におよそ100機の納入 実績がある。
機種名  MD70
定格出力  1500kW
ハブ高/ブレード径  65m/70m
総重量  171.179トン
年間予測発電量  300万kWh


夜明け直後のMD70。海を隔てて男鹿本山が霞む。


その右隣には寒風山
場所は男鹿半島の付け根にあたる秋田県天王町。冬場の北西の風が寒風山を吹き降ろす
位置に思えるが、北に八郎湖を干拓した大潟村、南に日本海とまずまずの環境である。
尚、周辺には風況精査目的と思われるポールが本事業以外に2本確認できた。



120tクレーンとMD70


タワー、ナセル、ブレード組立てに使用された180tクレーンは既に解体


大型クレーンの割りに解体後は以外にコンパクトで驚きです


タワー脇に仮置きされた変電設備と思われる設備


天王バイパスを男鹿方面に進行するとY字路左手にその姿が確認出来ます


自然エネルギー普及や市民風車への出資にご興味ある方は
市民風車の会あきたへお問合せ下さい。

フレームの表示がない方はこちら