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屋根裏物置製作日記 2003/6/7〜
実は自宅建設後からずっと気になる空間がありました。それは2階の天井裏、ウェブサイトのタイトルにもあるまさに屋根裏の空間です。ドゥーパでも「未利用空間の有効活用」等の特集の際には必ず登場する屋根裏利用ですが、我家の屋根裏は立つのは無理としても、大屋根の最高部を使えば15畳程度の広さがあり、尚且つ外断熱&エアサイクル仕様で屋根裏も室内とほぼ同じ温湿度の空気が流れています。この空間を使わない手はないと思いながらも数年を経過してしまいましたが、既存の収納も余裕が無くなってきている事から、今回この屋根裏物置の製作に着手する事になりました。ウッドデッキの出来に気を良くし今回も自作を考えましたが、折り畳み梯子の取り付け如何によっては人命に関わる話にも発展しかねない事から、今回は知合いの大工さんに助けを頂く事にしました。(腕に自信がないのが本音…)


2003/6/7 作業開始!
昇降に使用する折り畳み梯子(スライドタラップ)の取り付け位置は、悩んだ末2階の廊下の上部に決めました。頻繁な荷物の出し入れはないと想定される事から、なくべく邪魔にならず、目に付かずを優先…




物置に利用する屋根裏空間。さすがに立つ事は出来ないが、奥行き5間・幅2.5間の広さは物置には充分過ぎる空間です。当然ですが、自宅建設の際屋根裏に床板を張るなんて誰も考えいなかった訳で、梁をまたぐ電線・梁の上に寝そべるロスナイ換気ダクトが多数あり、これらの移設が本日の私の仕事となりました。今回助けを頂く大工さんは、同級生の親父で「秀ちゃん」「森さん」の仲です。森さんは一番手間が掛かるスライドタラップが収まる部分の補強をしています。


屋根裏での仕事が面白そうに感じたのか、頻繁に仕事ぶりを覘きにきてた諒。大きくなったら大工さんも悪くないね。本日の森さんの作業はここまで。いよいよ明日にはスライドタラップ取り付けか!?


奥に見えるロスナイ(24時間換気装置)からの給排気ダクトを梁の下へルート変更。電線類も全て梁の下を通すルートに結線し直しし本日の俺の作業は終了。本日は空調機屋さんと電気屋さんの真似事で遊びました。俺電気屋さんだっけ。


2003/6/8 作業二日目
本日は床材のコンパネを張る下地作りと、スライドタラップを設置する位置の天井の開口を行いました。
2階天井に開けられたスライドタラップ取付け用の開口部
今回取付けるスライドタラップは大建工業の36型で、必要な開口はW641×H1252です。

資材置場確保の為、本日中にコンパネ4枚を敷詰めました。
最終的にはコンパネが横に3枚、縦に5枚敷詰められます。


必要な箇所には梁と根太を渡し、デッキ作りでも使用したコースレッドで固定します。


2003/6/14(土)
先週土曜日から始めた作業は、6日目でほぼ完成しました。
秋田市も梅雨入りし、どこにも出掛ける用事もない事から、本日は屋根裏部屋内に掃除機用のコンセント2箇所をつけました。照明は40W1灯用蛍光灯2台を来週取付ける予定です。
2階廊下天井に取付けたスライドタラップ。最終的には化粧版を貼って仕上る予定です。
半開 全開 完成

最終的に幅9尺×奥行5軒の15畳の立派な物置が出来上がりました。
高1.5尺の腰壁にも床材と同じ12mm厚のコンパネを貼り部屋らしく仕上ました。


かさばる物の収納用に作った物置ですが、手間暇掛けて作った空間だけに
物置専用の空間にしておくには少々もったいない気持ちも…


スライドタラップが収納される昇降用スペース
2003/12月化粧板貼付
祝 完成
2004/6月
お祖母ちゃんからの強い要請により取付けた手摺
イレクターパイプ3千円程