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掲示板 金谷町 ティーライフ 諒の写真集  |
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 妻秀子はこの金谷で生まれ育ち 94年春秋田へ嫁ぎました 99年6月2日新居の引越し荷物を綺麗に片付けた後 幼い息子を残したまま遠くへ旅立ちました |
日本で唯一のSLの定期便が走る大井川鉄道 その始発駅金谷は宿場として栄えた。 古きを偲ぶ旧東海道の石畳を上りきると 東海一の牧之原大茶園が広がる 県内屈指の茶処です。  |
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お母さん 元気ですか。 じいじもそっちに行ってしまったけど、ばあばと一緒に一杯やってますか？ ハモニカは吹いてますか？じいじには生前辛い思いをさせたと思います。 くれぐれも宜しく伝えて下さい。 諒は今年遂に中学生になりました。 ちょっとだけど毛も生えたぞ。信じられるか？ 春からは一人で風呂に入ってるし、自分の部屋で一人で寝ています。 俺は未だに慣れませんが… じいじから教わった野球、相変わらず一生懸命頑張っています。 毎日帰りは遅いけど、勉強も自分で計画を立てて頑張っています。 どっちに似たのか何に対しても手を抜く事なく常に真剣勝負です。 少しは肩の力を抜けば楽なのに。。。 最近「諒の目は澄んでる」「良い目をしている」「今時こんな目の子供はいない」 と言ってくれる人が多くいます。本当にありがたいですね。これも元気に生んでくれたお母さんのお陰、支えてくれる静岡のみんなのお陰、励ましてくれた同級生のお陰、野球を通じて心身を鍛えてもらったスポ少のお陰だと思います。諒はみんなに支えられて真っ直ぐに成長してくれています。 もう直ぐ野球の大会が始まります。 １本でもヒットが打てるように、大事な場面でエラーしないように 先輩達の足を引張るような事がないように、ちゃんと応援しててよ。 またね。 2008年6月2日 |
じいじ 突然の訃報に、耳を疑うばかりでした。 てっきり快方に向っていると信じ いつかまた一杯やれることを心待ちにしていました。 目を瞑れば… 秋田の酒を酌み交わしながら ｢うまいなぁ〜｣と喜んでくれた顔 ほろ酔い気分でハーモニカを吹いてくれる顔 泣き言を口にする俺に ｢そんな事を言うじゃない｣と叱ってくれた顔 諒に一生懸命野球を教えてくれたじいじの顔 熊をしとめた時の満足そうな顔… 一番泣きたかったのは じいじのはずなのに いっさい弱音をはかず いろんな悲しみ 苦しみに耐え 最後は自分の病気と真正面から向き合い 精一杯頑張りました。 じいじ ありがとう。 色々心配ばかり掛けてすみませんでした。 くれぐれもみんなに宜しく伝えて下さい。 2007年11月25日 葬儀参列者にご披露されたじいじの足跡 |
お母さん 元気ですか。 諒は今年６年生になりました。早いもので小学校最後の年です。 諒は、相変わらず何事にもクソ真面目で、宿題も野球の練習も一切手を抜かず、精一杯頑張っています。たまには親父みたく少し手を抜けば楽になるのに…なんて思いながら見てますが、何事にも真正面を向き、健気に胸を張って生きています。 先週、気合いを入れて臨んだ野球の大会で大敗し、初めて諒が泣きしました。 あなたが居なくなってから、意地でも涙を見せなかった諒が、張り詰めた糸が切れたように、心の底から大泣きしました。それだけ気持ちが入ってた試合だったし、その大舞台で思うように打てなかった不甲斐なさを、全身で感じていたんだと思います。 この涙の分だけ、また大きく成長するんだろうなって思いながら抱き締めてやりました。 それと、この間諒が秋田市のよい歯のコンクールに選ばれました。 小中学生1万人から選ばれた130人だそうです。 間違いなくお母さんから譲り受けた、綺麗で丈夫な歯です。 審査を待ってる間、俺に似なくて良かったーと、つくづく思いましたよ。 諒は、心身ともに健やかに育ってくれてますよ。 何の心配も要りません。安心して見てて下さい。 それと、今じいじが体調を崩しています。 じいじの事、しっかり見守っていて下さいね。 またね。 追伸 ７月に孕石が結婚します。２回目の。 2007年6月2日 |
お母さん あっと言う間に７年も過ぎてしまいましたね。 見てて分かるように色んな人に支えられて、家族みんな元気にやってます。 諒は去年の暮れにキャプテンを命じられて、頼りないながらも精一杯頑張ってます。 あの小っちゃくて我ままだった諒がキャプテンだって。信じられるか？ 練習の終わりに「ありがとうございました」なんて事を先頭に立って言ってるんだよ。 どうよ？諒の真剣な顔見てれば笑えてくるし、泣けてくるよ。 最近勉強も面白くなってきたみたいで、自分から進んで宿題を始めるようになりました。テストも今のとこ全部100点で、このまま続けば来月には新しいグローブを買わされそうです。ファーストミットを買うか普通のグローブを買うか迷うとこだけど、どっちにしても諒が気に入ったものを買ってやるつもりです。親バカじゃないよな？ そうそう、先月初め頃だったか、髪を野球少年らしく坊主刈りにしました。いっきに「子供」から「少年」に変わってしまったようで、少し寂しい気持ちもありましたが、「可愛らしさ」から「凛々しさ」へ変身する時期だと自分に言い聞かさせながら、諒の成長を喜んでいます。 お母さんがちゃんと見守ってくれてるお陰で、諒はほんとに良く育ってくれています。諒には俺も経験した事がない程つらい思いをさせてしまったけど、それに臆する事なく胸を張って生きています。ほんとに生んでくれてありがとう。感謝しています。 いよいよ秋には新人戦が始まります。また応援頼むね！ 気付いてあげられなくてごめん。 じれったい気持ち分かるよ。 またね。 2006年6月2日 |
秀子へ 元気にしてますか？諒は春４年生になりました。 高学年の仲間入りですよ。何となく一気に成長してしまったようで複雑な心境です。 いつまでも小さくて可愛い諒でいて欲しいって思う気持ちは親の我侭なんでしょうね。 スポ少の野球は、去年以上に面白みを感じているようで、雪解けと一緒に元気に グラウンドに飛び出し、毎日真っ黒になってボールを追い掛けています。 最近思うんですが、野球を始めてから人の話を素直に聞くようになり 片意地を張って我を通す事がなくなったような気がします。色んな事に興味を示し 何事にも真剣に取組むひたむきな姿勢と目の輝きには親の俺が感心させられます。 あなたを失って６年。今まで泣きたい時が沢山あったはず。悔しい思いをした事も 沢山あったはずです。諒は自分の胸の苦しみと家族みんなの悲しみを跳ね返すように 毎日元気に、明るく、真っ直ぐ前を向き、胸を張って生きています。 俺の息子には勿体無いくらい良く育ってくれているので何の心配もいりません。 大雪の影響か今年は春が遅かったんですが、ようやく秋田も暑くなってきました。 庭の木々の新緑、咲き揃ったツツジ、玄関先のお茶の木も元気に新芽を伸ばしています。 みんな明るく前向きに頑張っているんで、ばあばとお茶でも啜りながら諒の成長と みんなの健康を見守っていて下さい。 またね。 2005年6月2日七回忌 |
秀子 5回目の春が来ました。 今年も石楠花の花が綺麗に咲きました。 じいじから貰ったお茶の木も玄関先で元気に新芽を伸ばしています。 諒は相変わらず元気一杯で、春のクラス替えで友達も沢山増えました。 ちょっと早かったかもしれませんが、春から野球部に入れてもらい 真っ黒になりながら一生懸命ボールを追い掛けています。 親ばかだけど…諒のユニホーム姿可愛過ぎです。 この一年不幸が重なり、元気のない年だったけど 今年は皆元気に暮らせるよう、見守っていて下さい。 俺はこの一年気合を入れる年になりそうです。 物事が上手く運ぶよう応援してて下さいね。 またね。 2004年6月2日 |
秀子へ ４回目の春を迎えましたね。 毎年６月を迎えて感じるのは諒の成長ぶりです。 あなたが旅立った４年前の６月、諒は３歳８ヶ月 あなたが居なくなってから、諒は一度も泣かずに 元気に幼稚園に通い、この春２年生になりました。 小さいながらもあなたの不幸を十分に体で感じ、あなたの 分まで精一杯生きてやろうとしているように感じます。 最近人生についてふと考えたりします。 人間はせいぜい生きても８０数年。人生の折り返し地点に 近づくにつれ、何となく命の儚さを感じます。あなたは不幸にも 少し早めに旅立ちましたが、数十年の違いだけであって 誰でも必ず旅立ちを迎えると思えば、残りの人生をどうやって 生きてやろうかと前向きな気持ちに切替えられそうに感じます。 生きてるうちに沢山の人と出会い、沢山笑い、沢山泣き 沢山の思い出を持って、いつかまた再会したいと思います。 多分あなたへの一番のお土産は諒の話に違いありません。 学校を卒業し、社会人になり、好きな人と結婚し、子供が生まれ 立派な父親になるのを見届けるまで楽しみに待ってて下さい。 入学の時に庭先に植えた石楠花が今綺麗に咲いてます。 また来年石楠花が咲く頃に。 2003年6月2日 |
お母さん どうしてますか？ ばあばもそっちに行ってしまったけど、元気にしてますか？ 諒は春から小学校にあがりました。 学校が楽しいようで、毎日元気に通ってます。 ずいぶん逞しくなりました。 気持ちは落ち着きましたか？ あなたが居ない生活も３年になりました。 長かったようで、あっという間でしたね。 俺はあなたの心の支えになれてましたか？ 自分の趣味に没頭し、あなたを構ってあげなかった事が 悔やまれます。もっと、もっと優しく接してあげれたらと 悔やまれて、悔やまれて、やり切れません。 こっちの生活は楽しかったですか？ 諒を中心に笑って過ごした日を覚えてますか？ 夏の日差し、雪の冷たさ、雪解けの喜び 人の温もり、諒の笑顔、泣き顔、覚えてますか？ あなたは几帳面で、完璧主義で、妥協をせず マイペースだったけど、自分の満足するまで 物事をやり遂げる、素晴らしい人でした。 諒にはあなたの姿勢をもって育てていきます。 諒は我慢強くて、弱音を吐かず、負けず嫌いで たまには子供らしくなく思う事もあるけど 彼なりに毎日を一生懸命生きています。 頑固なとこはあなたに似たのかもしれません。 静岡のじいじは、今年はばあばが居ない初めての お茶刈りを見事にやり遂げました。 今年のお茶はいつにも増して、おいしいお茶です。 これからは前向きな気持ちで頑張っていきます。 ばあばとお茶でも飲みながら、安心して見守ってて下さい。 またね。 2002.6.2 |
お母さん ２年になりますね。どうしてますか？ ３才だったあなたの息子は、早いものでもう５才 最初に生えた下の前歯も生え変わり 自転車にも乗れるようになりました。 信じられる？あのちびっこかった諒がだよ 幼稚園も春から年長さんになり、毎日一生懸命 遊んでくるようで、そこらじゅう傷だらけです。 刈和野往復の毎日も大分慣れたようで じいじをからかって遊んだり 本家のまどかちゃんと畑を走り回ったりして 遊んでいるようです。 最近おばあちゃんの血圧が気になります。 毎日の刈和野往復に、うるさくなった諒の面倒 一番頑張ってくれて、助けてもらってます。 諒は俺が責任を持って育てます。 お母さん あなたは諒とおばあちゃんを 守っていて下さい。 今日静岡のみんなからお花が届きました。 きれいな花束です。 たまには夢にでも登場しなさい！ またな 2001.6.2三回忌 |
お母さん あれから１年になりますね。 諒も大分大きくなりました。 毎日元気に幼稚園に通ってます。 どっちに似たのか我慢強いようで一言も泣き言を言いません。 諒を励ますはずの俺が、諒に励まされているようです。 元気にしてますか。そっちはどうですか。 こっちは何とかやってるんで心配はいりません。 この間じいじから新茶が届きました。 今年もおいしいお茶です。 ちゃんと諒の事見守ってて下さい。 何かあったらそっち行ってから怒るからな。 またな 2000.6 |
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