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大綱引きと温泉の町刈和野                …2005.2.13
管理者の生まれ故郷である秋田県仙北郡西仙北町刈和野。刈和野では国重要無形民族文化財に指定される大綱引きが毎年2月10日に行われ、俳優の刈和野出身柳葉敏郎さんも仕事がなければ参加されます。町に酒蔵はないが、西仙酒友会有志が隣町の酒蔵を借用し、地元の材料で仕込んだ地酒「大綱の響」が毎年綱引きの時期に限定販売されます。大綱引きと温泉、柳葉さんの故郷、そして私の故郷である「刈和野」に是非お越し下さい。
西仙北町hp 「ドン」のオヤジの話
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刈和野大綱引き開催(2005.2.10)
今年は2年ぶりに下町が勝ちました。
下町若衆に柳葉さんも加わり「バンザイ!バンザイ!」で今年の綱引きが無事終わりました。
今年はテレビの取材で、大仁田厚さんや佐々木功さんが訪れ、全国版の番組で綱引きの模様が紹介されるようです。

御所野では、来週のかまくら祭りで綱引きを再現する予定です。終わり次第浮島神社に小綱を奉納に上がります。

刈和野大綱引き開催(2003.2.10)
綱引きの夜はしんしんと雪が降り、開始間際に雪が止むイメージがあるが、今年は春を思わせる陽気が続き、会場となる大通りには雪がない状態での綱引きとなった。事前に敷詰めた雪も二日町、五日町の気合と熱気に溶けたようで、終了後の帰り道、アスファルトに横たわる大綱に違和感を感じました。今年の勝敗は、接戦の末五日町(下町)が勝ちました。

大綱の響(つなのひびき)好評発売中
残念ながら西仙北町に酒蔵はないが、西仙酒友会有志が地元の材料を隣町の南外村出羽鶴酒蔵に持ち込み、数年前より拘りの酒を造り続けている。毎年2月10日夜に行われる「刈和野大綱引き」の時期に合わせ地元の酒屋にて一升瓶が販売されるが、これに先立ち12月4日より4合瓶が発売中である。ご興味ある方は是非西仙北町に足をお運び下さい。
原料米
秋の精(秋田酒53号)は県農業試験場で育種県の奨励品種。玄米は「美山錦」より大粒で粗蛋白質が少なく醸造試験場の試験結果、醸造特性は美山錦並みに良好で、日本酒の酒質のレベルを向上できる。5人の蔦農家による契約栽培米を使用しています。

仕込水
北東北観光キャンペーン・銘水の部推薦、銘水の郷(大沢郷宿)の雄清水・雌清水、硬度18mg/gの成分が延命の水として昔から言い伝えられ、日本醸造協会の酒造用水分析試験をしています。農村公園として、すばらしい環境です。

こだわり

「大綱の響」は酒小売店が企画し原料米、酒母、酵母、湧水、仕込には洗米、蒸し、糀きり、搾り、テースティングと旨さの追及にこだわり冬の代表的な祭り、「刈和野の大綱引」に由来する日本酒です。
酒暦
原料米 西仙北町産秋の精(秋田酒53号)100% 酸度 1.3
生産者 畠賢一郎 佐原肇 佐原吉春 佐原三男 大田忠次郎(刈和野・高屋敷) アミノ酸 1.2
精米歩合 60% アルコール分 15.5度
酵母 秋田今野商店製吟醸酵母 名付け親 土肥隆一(刈和野)
麹菌 秋田今野商店製5 ラベル書 森キミ(浮島神社)
仕込み水 銘水の郷(大沢郷宿)雄清水・雌清水 醸造蔵 南外村出羽鶴
酒質 特別本醸造 販売元 西仙酒友会有志
日本酒度 +3.0 モンドセレクション1997年金賞受賞

国重要無形民俗文化財『刈和野大綱引き
 毎年2月10日夜 町を二分し刈和野大通りで
 行われる日本一の大綱引きです。(詳細は町HPで)

地酒『大綱の響
 毎年2月1日本数限定で蔵出しされる、町内の湧水と
 米を使った地元にこだわった貴重な地酒であります。
 地元酒屋の店頭販売のみの為、御興味ある方は
 西仙北町まで足を運んで頂きお求め下さい。

西仙北ぬく森温泉『ユメリア
 2000年3月1日地元出身俳優柳葉敏郎氏を1日
 館長に迎えめでたくオープンした温泉保養施設です
 (詳細は町HPで)


photo by DFE (2002/2/9)

刈和野大綱引きの由来

刈和野大綱引きは、今を去る五百余年前の室町時代からの伝習と言われる。
平将門の一族長山氏が落ちのびて刈和野に定住、長山氏の氏神が市神であり
その祭事が綱引きであったことから始まったと言われる。以来毎年欠かすことなく
小正月行事として、旧暦一月十五日夜満月のもとで行われてきた。

 綱は毎年新藁で作られ、約六乃至七千束の藁を要する。一本の大綱の直径は
最大六七糎、太さ二.二米、長さ約五十米である。綱は上町(二日町)が雄綱
下町(五日町)が雌綱である。雄綱雌綱の先端は、男女陰陽の象徴である
この二本の綱を結び合わせて綱を引き合う。綱は、藁打ち、ぐみあみ
綱よいの順で作られ、約一ヶ月を要する。
 
昔から綱は建元によってとりしきられ、現在は保存会が結成され行事を進めている。
 
神宮によって祈祷された綱が大通りに延べられ押合い、綱合わせへと進む。
綱合わせは、この行事の最高場面ともいうべきもので、やがて建元の目が
引合い開始の了解点に達するや、潮の如き大喊声で引合いが始まる。
指揮の提灯(さんとう)に合わせ「ジョーヤサノー」の掛声で引き合い
勝負が決した後綱は浮嶋神社に奉納される。
上町が勝てば米の値があがり、下町が勝てば豊作と言われている。

刈和野大綱保存会




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