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栃木県子ども総合科学館風力発電機   〜栃木県宇都宮市 2004/9/20
本風力発電機は、宇都宮市内にある「栃木県子ども総合科学館」に2003年に建設された設備である。本発電機は出力40kWと最近の主流機と比較するとかなり小型ではあるが、三菱重工と並ぶ貴重な国内風車メーカーである富士重工製であり、純国産の非常に貴重な風力発電機である。SUBARU風車との初対面を非常に楽しみに、はやる気持ちを抑えながら車を走らせた。第一印象としては、同じ同期発電機で有名なエネルコン社製の風車と類似した玉子型をしたナセルが妙に可愛く見えました。
メーカー(国) 富士重工業(日本)
定格出力 40kW
ローター直径 15m
ハブ高さ 21m
稼動年月 2003年4月頃

施設内は様々なパビリオンに分けられており、風の広場の丘周辺には太陽光発電パネルと小型の風力発電機が併設されている。



製造bェ0003からすると3号機のようであるが、本施設から車で15分程のところにある富士重工業の敷地内に設置されている同発電機が1号機かもしれません。って事は2号機はどちらに…


施設内には純国産H2ロケットの模型や蒸気機関車をはじめとする色々な乗り物の展示もあり、遊びながら科学を身近に感じられる面白い施設であった。

風力発電の丘のタワー隣にはアスレチック遊戯が設置されており、これの上に登ればナセルに手が届きそうな位置で風車が見学できる。



現行の主流機である2000kWクラスの風車は、メンテナンス等でナセル内に入る際、タワー内部から入るが、本機種は能代のエネルコン機と同様にタワー上部から一旦外部に出、ナセル後部のラダー上から作業するようである。


どこかのサイトで「戦闘機のような形」とあったが、ブレードの長さが短い事もあり言われてみればそう見えなくもない。(笑)